ピストタイヤ幅は18mmでも普通の細さ
(以下昔の話です)
ピストタイヤはチューブラーで、ロードタイヤよりさらに細くなるのが一般的です。
ロードタイヤは22~23mmが一般的です。タイムトライアルの時や体重の軽い人は19mmや20mmの細めを使う人もいます。
逆にピストの場合は最低で18mmという細さです。ここから21mmくらいまでが販売されているピストタイヤの一般的な幅です。
【更新】時代の変化でタイヤは太くなった
これを書いたときから10年以上経過しています。現在ではロードタイヤは25~28が一般的になっていて、ピストタイヤも以前はあまり見なかった23mmのラインナップが増えています。
昔の話ですが、ピストタイヤの定番であるブランドSOYOの説明では、一番細いのが個人TTで、それより0.5mm太いのがスプリント用、さらに0.5mm太いのがポイントレース用などと分けられています(WEBの説明ページが消えているので不確かです。間違えているかもしれません)。
現在のピスト競技用タイヤのランナップを見ると、国内メーカーの定番SOYOだと板張り用タイヤで21mmと23mmです。同じく定番のVittoliaだと同じく板張り用最高ランクのOROで23mm。
明らかに太くなっていますね。時代は23mmとなっていると考えていいでしょう。ロードと同じ傾向です。
(昔なら)バンクなら18mmか19mmが基本
プロの場合は知りませんが、私の知っているアマチュアの場合は体重に関係なく、18mmの一番細いタイヤをすべての競技で使っています。ブランドにより19mmが一番細いこともあるので、その場合は19mmです。さすがにディスクを何組も用意して1kmTT用、スプリント用、ポイントレース用なんて用意できないので当然です。そもそも競技で幅の違いが影響するのかさえ不明です。
タイヤ幅結局は好みの問題かと思います。細ければ速くなるとも限らないタイヤですから、フィーリングで選ぶのも一つの手です。
ちなみに街乗りなら好きなタイヤを使います。これは言うまでもないでしょう。
ただ先程も書いたように、今はタイヤが太いのが主流です。ピスト用タイヤも昔と違って23mmラインナップが当たり前になっているため、ロードみたいにピストも太くなっている傾向です。