バンクへの第一歩が怖い……
バンク初心者にとって厄介なのが、バンクへのスムーズな進入です。
誰もバンク内に走っていない、もしくは少人数なら問題はありません。
でも、レース前の試走時間となるとちょっとビビります。
例えるなら、ペーパードライバーの高速道路合流でしょうか。あれに似た感じがあります。
ですが、バンクは円形でいつまでも走路があるので、高速道路のように合流車線がなくなることはありません。
白ラインの内側で適度に加速する
バンク内側の赤いところ(バンクによっては青い)、白ラインの内側をゆっくり走り、徐々に加速して、後ろを確認して本線に入っていきます。
ただし、バンク内側の赤い部分、さらに内側の場所などは、本来走行する場所ではありません。
歩くぐらいの速度で走っている人もいます。レースの準備をしている係りの人もいるでしょう。
そこを加速しすぎて抜かしていくと非常に危険です。
あくまでしっかりとした加速をするのは本線に入ってからです。
慣れれば以外に簡単
バンクは結構広いので、全く合流できないことはまずないでしょう。必ず切れ目があり、慌てなくても合流できます。
本線を走行中の人にも、合流するよ、という姿勢をアピールする意味でも、後方確認を忘れずに。
また、急激に本線に切り込まず、本線に滑らかに進入し、すぐに加速していきましょう。
何もガンガン加速する必要はありません。周りの人の速度を参考にすればいいでしょう。
本線の選手にアピールする
とにかく怖いのが、予想も付かないタイミングでの本線進入です。本線を走っている選手にとっては非常に恐怖です。
内側を走っているときには、後ろを見たりして、「私はこれから本線に入りますよ」というアピール、雰囲気を見せると安心です。
何もなく、お互いが重なりあうようなタイミングでいきなり本線に入ってこられると、本線の選手は大変です。
さらに外側に誰か走っていると、挟まれてしまいよけられず、落車事故に繋がってしまうかもしれません。
とにかく後方確認。かっこ悪くてもいいので、その仕草さえ見せていれば、多少タイミングが悪くても事故までには至らないでしょう。