ピストレースで必要なヘルメットとは？
自転車レースにはヘルメットの装着が義務付けられています。
ロードレースの世界なら、以前まではノーヘルもO.K.だったのですが、死亡事故も発生するなどして完全とはいかなくても義務付けられました。
ピスト、トラックレースの世界ではノーヘルは元からありません。かなり昔に遡ったらどうかは知りませんが。
そこで気になるのが、ピスト、トラックレースで装着するヘルメットの種類です。
ドカヘルとエアロヘルメットのイメージ
イメージされるのは、ドカヘルと呼ばれる工事用ヘルメットみたいなもの、もしくは、尖がったかっこいいヘルメット。
前者は日本の競輪で見られるものを見たのでしょう。競輪ではああいった丸くて重たい、何のデザイン性もないバイクヘルメットみたいなのをかぶらないといけません。
エアロヘルメット
後者はNHKか何かしらの映像や写真で見たのでしょう。特にオリンピックとかが一番可能性が高いのではないでしょうか。流線型で、NIKEのロゴマークを上下さかさまにしたようなヘルメットです。エアロヘルメットと呼ばれるものです。
今でもエアロヘルメット自体はありますが、昔のような非常に尖ったタイプは使用禁止になっています。
普通のロード用ヘルメット
OGK
では我々アマチュア一般人が、ピストレースで装着するヘルメットは何かというと……
ロードレースなどで被られている一般的なヘルメットです。
GIROやMET、OGK、BELLなどのヘルメットです。もちろん他のブランドも当然同じです。
空気抵抗を減らす工夫をする選手もいる
このヘルメットはアマチュアに限らず、世界選手権やワールドカップも同じです。ただプロはちょっと違うタイプを使っているケースがあります。
ロード用のヘルメットは、長時間被ることで発生する蒸れを防止するために、かなりの数の穴が開いています。しかしそれは空気抵抗の元ともなります。そこで、この穴をふさいだ特別モデル、もしくは穴をふさぐカバーを付けて使用しています。
→レース向け売れ筋ヘルメット
新たなヘルメットを買う必要はありません
ですから、ピストレースに出場するからといっても、何か特別なヘルメットを用意する必要はありません。ロードやMTBで使うヘルメットでO.K.です。当然ノーヘルはダメなので、必ずヘルメットの装着はしてください。
