落差が大きいタイプと小さいタイプ
ピスト専用ハンドルには、浅曲がりと深曲がりの2タイプがあります。浅曲がりとは、ハンドル上のパイプからグリップ部分にかけての落差が小さいタイプ。深曲がりはその落差が大きなタイプです。
浅曲がりと深曲がり
ハンドル落差が欲しいなら深曲がりを使えばいいでしょう。ただステムやフレームサイズ、エルゴステムなどいくらでも調整の方法はあるので、やはり好みの問題かと思います。
浅曲がりを握った感じとしては、手が大きな人は少し握りにくいかもしれません。手を握るグリップ部分のカーブがきつくなるので、手にフィットしづらいからです。
逆に深曲がりはカーブが大きく懐が深いので、安定して握れる部分が大きくなっています。
ロードレーサーの主流になっているアナトミックタイプもあります。握り部分が真っ直ぐになっていて握りやすくなっています。こちらは現時点(2006年)でクロモリ鋼しか用意されていません。落差は深曲がり相当です。
リーチの少し違う
リーチの長さも少し違います。浅曲がりは短く、深曲がりは長くなっています。ステム等を選ぶときもこれを考える必要があるでしょう。