目的別ピストハンドルの選び方

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ルールでは特に決まっていない

ピストのハンドルは特にルールがあるわけではありません。好きなものを使って構いません。

NJSという規格がありますが、これはプロ競輪選手のための規格です。アマチュアがこれに拘束されることはありません。ただ、使用目的や出場レースなどで、使われるハンドル種類に特徴が出ます。

短距離はNJS系で、長距離はロード系

レースに関して言えば、スプリント、競輪、チームスプリントといった瞬発力が必要で短距離の種目によく出場する人は、NJS規格のピスト用ハンドル(日東製)を使用する傾向があります。

↑昔の話。今となってはカーボンフレームが安く手に入るようになり、カーボンハンドルを使う人も増えています。フレームによっては専用ハンドルだったりも。

それに対して、ポイントレースやエリミネーションといった長距離系のレースによく出場する人は、ロード用のハンドルを使用する傾向です。

しかし、これはあくまで傾向です。別に反対になっても構いません。ただ注意しておきたいのは、軽くて柔らかいロード用ハンドルだと、スプリントなど瞬間的に力が入る競技では、ハンドルの剛性不足から思うようにもがけないこともあります。

普段ロードでは気にならなくても、バンク内では剛性不足がはっきりと感じられます。どちらにしても軽量ハンドルは避けた方がいいでしょう。ピストではロードのように軽量化にこだわる必要はないからです。それよりも力が逃げないハンドルの方がタイムは伸びます。

街乗りのハンドル

街乗りに関しては人によってバラバラです。NJS規格の人もいますし、ロードハンドルの人もいます。また、ブルホーンバーがかなり人気となっています。