PROGRESSIVE(プログレッシブ)

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一番安い?ピストバイク完成車

PROGRESSIVE(プログレッシブ)は、比較的安価で、買いやすさに定評のあるスポーツ自転車を中心に販売する、杉村商店のブランドです。

PROGRESSIVE(プログレッシブ)SS-100P2

PROGRESSIVE(プログレッシブ)シリーズは、タンデムやリカンベントも手がけるほど非常に多種多様な自転車を製作しています。しかもどれも非常に安く販売されています。入門車として好まれるブランドです。

もちろんそこにピストもラインナップされています。

それがPROGRESSIVE(プログレッシブ)SS-100P2です。

→PROGRESSIVE(プログレッシブ)SS-100P2

実売価格は4万円後半からと、完成車で最安とも言える低価格です。もちろんすぐに走れる状態です。

ところどころが本格派?

全体的な造りはシンプル。ハブがラージフランジで組まれているあたりがピストらしいアクセントに感じます。完成車では当たり前になってきている、フリーと固定ギアの両切りタイプです。もちろん前後ブレーキはテクトロでしっかり装着されています。

パーツの詳細と細部の拡大画像は、杉村商店の商品ページにてご確認できます。

ブレーキレバーのタイプに注意!!

他のピストバイク完成車との違いと言えば、やはりドロップハンドルに通常付くはずの位置にブレーキレバーがないことです。

ではどこにブレーキレバーがあるかというと、一番手前のフラットな部分です。いわゆる補助ブレーキタイプです。シクロクロスでよくみかけるブレーキです。

ピストをカスタマイズして乗る人たちは、この補助ブレーキがお好みのようです。一応ドロップハンドルをつけているものの、ドロップ部分を握らずフラット部分を持っていることが多いからです。しかも片ブレーキというパターンが多いです。

ただ問題なのは、あくまでこのタイプのブレーキは補助ブレーキであるということです。通常のブレーキは、レバーを引くことで、その分のワイヤーが直接引っ張られますが、補助ブレーキタイプは、アウターケーブルを押し出すような格好になっており、仕組みが違っています。

実際に使ってみると分かりますが、あまりスムーズにブレーキ操作ができません。もちろん制動力はありますが、個人的にはこれをメインブレーキにはしたくないです。

固定ギアでのバックを踏むことによるブレーキとの相互補完を前提にしているのかもしれません。フリーの場合は制動力やや物足りない気がします。

→PROGRESSIVE(プログレッシブ)SS-100P2

これなら初めからフラットバーで組んでもらいたいと感じる人もいる思います。この価格帯ですし、フラットバーのシングルスピードとしてフリーで気軽に乗りたい人も多いでしょう。その場合、この補助ブレーキオンリーはちょっと気がかりです。

カラーはホワイトとマットブラックの2種類。人気の定番カラーで、飽きがきにくいのも選びやすいポイントです。